Beef CREATOR

2024.07.17
ビーフトレンドジャーナル

GRALIC|食べログ百名店にも選出され美食家からも高い評価を獲得、思わず虜になるガーリックの効いた“衝撃的な味”が魅力のステーキ店に迫る

「ステーキ」×「ガーリック」×「ライス」の極みを追求し続けて辿り着いた、至極のステーキが味わえる「GRALIC(グラリック)」。衝撃的なガーリックの味、独自の焼き加減、食べやすい一口サイズ、肉との相性を追求したステーキソース、そして銘柄と産地にこだわったライス。その徹底ぶりが際立つ、極上の味わいを体験することができるステーキ店だ。一度食べたら忘れられない“衝撃的な味”がたまらないと、著名人や美食家からも高い評価を獲得している。

生活様式の変化に伴い、「外食・中食」が重要な時間となっている現代。味が求められていると考え、食べログ百名店にも選ばれた経歴を持つ「STEAK TEPPEI 六本木Buff」が、2022年1月に、「GRALIC」にリブランドした。これまでの魅力を保ちつつも時代のニーズを把握し、洗練されたとして新たなスタートを切った。

「GRALIC」とは、旨みたっぷりの「Gravy(肉汁)」をさらに引き立てる「Garlic(ガーリック)」、「Gravy」×「Garlic」の造語で、同店が目指す美味しさの原点を象徴して名付けられた。

同店の人気メニューは、ガーリックを効かせたやみつきになる味が特徴の「グラリックステーキ」。

アメリカンビーフの最高峰グレード、プライムグレードのハラミを使用しており、旨味がたっぷりと詰まった味わい。ガーリックバターと特製の和風ソースでひと口サイズに仕上げた、まさにやみつきになること間違いなしの一品だ。

ソースは、ガーリック醤油ソース、バター醤油ソース、大根おろし醤油ソース、ごま醤油ソースの4種類から選択することができる。醤油と日本酒をベースにした4種類のソースは、お肉に合うよう何度も改良を重ねて開発された、ガーリックの効いたステーキと相性抜群の、絶品ソースだ。

その他にも、創業時から続いている脂の少ないあっさりとした「ハンギングテンダーステーキ」や、きめ細かくヘルシーな肉質の「テンダーロインステーキ」、柔らかく脂の旨みが強い「リブロースステーキ」なども揃っており、それぞれの肉が持つ特徴を食べ比べて愉しむこともできる。

また、ステーキメニューを注文の際にセットで付いているキャベツのサラダも、高い支持を得ており、キャベツにかかっているGRALIC特製のクリームソースは、ガーリックの香りが堪らないクセになる味わいで、残ったソースをお肉につけて食べるのが食通の楽しみ方だそう。

今回は、「GRALIC」の人気の秘訣について、株式会社Buff 代表取締役 三牧氏に話を伺った。

創業当時から変わらぬ、人々を虜にする“衝撃的な味”

Q.一度食べたら忘れられない衝撃的な味と、著名人や美食家からも高い評価を獲得しているGRALICですが、成功のポイントはどこにあるのでしょうか?

A.わかりやすい美味しさと、創業当時からのオリジナルの味を忠実に守ることだと思います。創業以来、変わらぬオリジナルの味を保ちながら、お客様に楽しい食体験を提供し続けてきました。私たちは、素材や調理法において妥協を許さず、常に新鮮さとクオリティにこだわり続けています。

Q.なぜそのような方針・お考えに至ったのですか?

A.私自身が惚れ込んだ味であり、この味を多くの方々が望んでいると考えたからです。

Q.ご来店されるお客様の層や、利用シーン、お客様からのお声についてお聞かせください。

A.昔からの常連のお客様はもちろん、近隣の方々も一人で訪れる方から、ご家族連れまで幅広いお客様にお越しいただいています。この地域はオフィス街でもあるため、多くのビジネスマンが訪れ、カジュアルな雰囲気の中でステーキ会食を楽しまれています。また、周辺には多くのホテルがあり、最近は訪日外国人の方々も増加傾向にあります。日本人好みにアレンジされているステーキですが、醤油文化が世界でも浸透しつつあるため、ソイソースを使ったステーキが特に人気です。訪日客から、“純粋な日本食ではないステーキ”という期待を上回る味についての好評をいただけたことは、私たちにとって非常に嬉しいことです。この経験から、万国共通でキラーコンテンツは常に好まれると感じました。

未体験の肉文化を取り入れ、さらなる進化を目指す

Q.現在に至るまでの、ご苦労や失敗談、エピソードについてお聞かせください。

A.オリジナルの味を保つことは非常に困難で、膨大な時間と労力が掛かります。小規模なお店は、さまざまな要因によって影響を受けやすい傾向があります。お店の品質を維持するためには、スタッフの資質や能力、そして体力など、さまざまな要素が必要です。しかしながら、時代の変化により、これまでに解決してきた課題も複雑化しています。加えて、慢性的な人材不足も当面の課題であり、スタッフのトレーニングも容易ではありません。このような状況下で、お店の基準を維持するためには、高いコストとして跳ね返ってきます。もちろん、少しの変化で好転する可能性があることも、小さいお店の良さではあります。

Q.どのように課題を突破されたのですか?

A.一番大切なのは、私自身がその美味しさに感動した時の気持ちを再現することと、お客様からのご支援です。お客様からの支持が、私たちにとっての原動力であり、美味しいものや楽しい場所には人が集まると信じています。先の課題は、毎日の努力の積み重ねが必要です。だからこそ、課題の克服にはまだ時間がかかると考えています。

〜今後の展望〜

Q.今後の展望や目標についてお聞かせください。

A.これまでと変わらず、お客様が様々なシーンで心に残るステーキ店であり続けたいと考えております。そのために、既存商品をより美味しくするための改善と、まだ体験したことのない肉文化をメニューに取り入れ、五感に訴えるステーキ体験を提供し、お客様に喜んでいただけるお店として進化し続けていきたいと思います。

GRALIC

公式HP:https://gralic.jp/

文章/渡辺恵伶奈(Beef CREATOR 編集部) 取材/狭川元秀(Beef CREATOR 編集部)構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.