Beef CREATOR

2023.12.25
ビーフトレンドジャーナル

肉バル BEEF KITCHEN STAND|圧倒的なコスパで話題沸騰!日本初「大衆ステーキ酒場チェーン」の秘訣に迫る

東京・神奈川エリアを中心に14店舗と店舗数を広げ、こだわりのお肉と一品料理をオシャレな店内でリーズナブルに堪能できると話題の「肉バルBEEF KITCHEN STAND」。

50品以上の小皿料理をはじめ、ビフテキや手ごねハンバーグ、馬肉、刺身など、ほとんどのアラカルトが99円~398円!?という低価格で味わうことができ、その驚きの価格設定がSNSやネットニュースで話題となり、客足が伸び続けている。

「肉バル BEEF KITCHEN STAND」は、低価格設定とトレンドの空間作りに注力し、肉のプロフェッショナルが独自のルートで選び抜いた高品質の牛肉を使用している。中でも人気を誇る名物「ビフテキ」は、約10種の調味料をブレンドしたオリジナルソースやトマトソースを絡めて仕上げ、50gで290円(税抜)と、常識では考えられない破格の値段で提供。

店内は、木の温もりが漂うアットホームな外国バル風の親しみやすいカジュアルでオシャレな雰囲気。

リーズナブルな価格設定により、宴会、女子会、誕生日会など多岐にわたるシーンで活用され、「お肉を思う存分気兼ねなく食べたい」という客層から広く支持されている。
“こだわりの空間で、少しずつ沢山の料理を楽しむ。”これこそが「肉バルBEEF KITCHEN STAND」の魅力なのだ。

今回は、「肉バル BEEF KITCHEN STAND」の人気の秘訣について、株式会社奴ダイニング 代表取締役 松本 丈史氏に話を伺った。

全メニュー小ポーションで提供、多くの料理を楽しめるBEEF KITCHEN STANDの秘訣

Q.破格の価格設定と美味しさがSNSなどで話題になっていますが、成功のポイントはどこにあるのでしょうか?

A.通常、ステーキ&ハンバーグなどはメインメニューとして頼むことが多いですが、肉バル BEEF KITCHEN STANDでは全メニュー小ポーションで提供しています。

お酒のつまみとしてはもちろんのこと、少しずつ多くのメニューを楽しめるとご好評いただいております。お客様に最大限のパフォーマンスをお楽しみいただくために、品質を常に改善し続けています。
また、大衆ステーキ酒場のチェーンとしての展開は、肉バル BEEF KITCHEN STANDが日本初です。

Q.なぜそのような方針・お考えに至ったのですか?

A.私自身が、365日お酒を飲むほどの「のんべえ」なので、お酒好きだったらこういうのが嬉しいというポイントを考慮してメニューにしています。肉もそうですが、色々なメニューを少しずつ低価格で注文でき、お客様に常にお楽しみいただけるよう、商品開発会議を通して、毎月新しいメニューを考えています。
運営会社である、奴ダイニングの「楽しい・美味しい・嬉しい」という経営理念のように、お客様・スタッフ共にハッピーな気持ちになれる店舗作りを心がけております。

Q.ご来店されるお客様の層や、利用シーン、お客様からのお声についてお聞かせください

A.圧倒的な低価格でお酒が飲めるので、週に2度3度と気軽に飲みに来られるお客様もいらっしゃいます。コロナ禍でお酒が出せない時には、有名ラーメン店の「すごい煮干ラーメンの凪さん」や、金沢の有名カレー店「ターバンカレーさん」とのコラボレーションやテイクアウトに取り組んでいました。それを機に、お酒をメインに楽しまれるお客様だけでなく、ラーメンやカレーなどの食事を目当てにご来店されるお客様や、テイクアウトの需要が伸びております。

微細な改良の積み重ねによる、圧倒的コストパフォーマンスの実現

Q.現在に至るまでの、ご苦労や失敗談、エピソードについてお聞かせください。

A.ビフテキを290円で提供したり、一品を99円~398円というワンコインメニューでの商品構成にしたりするためには、原価がかかりすぎて利益を出すのが大変でした。

Q.どのように課題を突破されたのですか?

A.低価格販売を実現するために、全社員・全アルバイトと常にメニュー構成やオペレーションの改善に努めてまいりました。例えば、既存メニューのハンバーグを元に、新メニューとしてハンバーグの唐揚げが登場したり、4リットルで製造していたオリジナルのチーズアイスを、少し原価は上がりましたがカップ型に変更することで、提供にかかる作業や時間を短縮したりと、細かな改良を実施しております。
お客様により良いサービスを提供できるよう、この先も改良改善を続けていきたいと思います。

〜今後の展望〜

Q.今後の展望や目標についてお聞かせください。

A.BEEF KITCHEN STANDが必要とされる場所に出店を続け、より多くのお客様に喜んでいただけるサービスを創り続けます。

肉バル BEEF KITCHEN STAND

公式HP(新宿歌舞伎町店):https://beef-kitchen-stand-kabukicho.com/
株式会社奴ダイニング公式HP:https://www.yakko-dining.com/

文章/渡辺恵伶奈(Beef CREATOR 編集部) 取材/狭川元秀(Beef CREATOR 編集部)構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.