Beef CREATOR

2024.08.14
ビーフトレンドジャーナル

炭火シュラスコ ゴストーゾ|本場ブラジルでの経験が生み出した、技術と文化が織りなす究極の絶品シュラスコが味わえるレストランの秘訣に迫る

美食の宝庫と称される麻布十番エリアに駅から徒歩3分という好立地に位置し、ポルトガル語で“美味しい”という意味を持つ「ゴストーゾ」。本場のシェフが都内唯一の大型炭火ローターでゆっくりと柔らかく肉を焼き上げ、炭火の遠赤外線効果でジューシーかつ香ばしい焼き上がりを実現する絶品シュラスコを提供している。

シュラスコとは、ガウショ(カウボーイ)を起源とする伝統的な南米料理で、鉄串に刺した肉塊を炭火でじっくりと焼き上げ、ナイフでそぎ落としてシェアする、肉本来の旨みを堪能できるシンプルで豪快な料理。同店では10種類もの肉シュラスコやエビ、チーズシュラスコの他、ブラジルにこだわった季節ごとのサイドメニューや、各種ワインとともに陽気なスタッフが活気あふれる雰囲気を作り出し、本場の炭火シュラスコを堪能することができる。

焼き立ての肉を目の前で切り分けることで、お肉のジューシーさや香りを損なわずに提供できるため「赤身の肉がこんなに美味しいなんて!」と、お客様からの好評を得ている。また、肉を炭火で焼き上げることで、肉本来の旨味を逃すことなく凝縮させ、噛むほどに旨味が増す絶品シュラスコの魅力を存分に味わうことができる。

また、店内はウッド調で大人の雰囲気が漂い、春と秋のシーズンはオープンテラスという抜群の開放感の中で食事も可能。カジュアルなシーンはもちろんのこと、フォーマルなシーンにも対応可能な個室(団体の貸切も可能)も完備している。

今回は、「炭火シュラスコ ゴストーゾ」の人気の秘訣について、株式会社ゴストーゾ CEO 由佐氏に話を伺った。

ブラジル滞在の経験を活かした、究極の絶品シュラスコ

Q.噛むほどに旨味が増す絶品シュラスコが味わえると人気を獲得していますが、成功のポイントはどこにあるのでしょうか?

A.本場ブラジルの伝統的な炭火焼き調理法にこだわり続けたことがポイントだと思います。肉の旨味を最大限に引き出すことで、多くの人々に愛される味を提供しています。

Q.なぜそのような方針・お考えに至ったのですか?

A.シュラスコ(ブラジル料理)とはなにか?その真髄を追求するために、ブラジルのマトグロッソ州で約5ヶ月間滞在し、シュラスコのこだわりや技術を学びました。その経験を通じて、シュラスコの魅力とその背景にある文化を理解し、それを継続的に追求したいという強い思いが芽生えました。この経験が私の方針や考えに大きな影響を与え、今でもその教えを大切にし続けています。

Q.ご来店されるお客様の層や、利用シーン、お客様からのお声についてお聞かせください。

A.接待や企業の会食(団体様)などでご利用されるお客様が多いです。シュラスコをテーブルで直接サーブする臨場感あふれるフルサービスが、お客様から大変ご好評をいただいております。

多様なニーズに応え、幅広い層の支持を獲得

Q.現在に至るまでの、ご苦労や失敗談、エピソードについてお聞かせください。

A.オープン当初はリオオリンピックなどがあり、順調に営業を続けてきましたが、コロナ禍により大きな分岐点に直面することになりました。

Q.どのように課題を突破されたのですか?

A.熟成肉の採用やペット同伴可能な環境を整えるなど、お客様の層を広げるための工夫を行いました。熟成肉の導入で料理の質を高め、グルメなお客様にも満足していただけるようにしました。また、ペット同伴が可能な環境を提供することで、ペットを連れたお客様にもリラックスして食事を楽しんでいただけるようになり、こうした取り組みを通じて、幅広いお客様から支持を得ることができたと思います。

〜今後の展望〜

Q.今後の展望や目標についてお聞かせください。

A.今後の展望として、コロナ前に展開していた地方都市でのフランチャイズ展開を再開したいと考えています。コロナ禍により一時中断を余儀なくされましたが、地域のニーズを捉えたフランチャイズ店舗の開設を再び進めることで、より多くのお客様にシュラスコの魅力を伝えたいと思っています。

炭火シュラスコ ゴストーゾ

公式HP:https://gostoso.jp/?page_id=915

文章/渡辺恵伶奈(Beef CREATOR 編集部) 取材/狭川元秀(Beef CREATOR 編集部)構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.