Beef CREATOR

2024.04.09
ビーフトレンドジャーナル

Grilled Meat Bal Taiju|「焼肉 大樹苑」×「イタリア料理」、肉のプロが振る舞う“五感で楽しむ”イタリアン バルの魅力とは?

イタリアのトスカーナとピエモンテで経験を積んだシェフが、イタリア料理と「焼肉Dining 太樹苑」のエッセンスを融合させた料理を堪能できる「Grilled Meat Bal Taiju」。肉のプロが長年にわたって培ってきた目利きと調理技術に、イタリア料理の伝統的な技術が融合。厳選された素材を使用し、独自の味わい深いイタリア料理を提供している。

店内は明るさとカジュアルさが調和した、落ち着いた雰囲気。カウンター席からはシェフとスタッフが腕を振るうキッチンが見え、臨場感あふれる空間で料理を楽しむことができる。

炭火グリルで肉を豪快に焼き上げるシーンも見られ、まさに“五感で楽しむイタリアン バル”だ。

同店の看板メニューは「牛赤身肉の炭火グリル」。牛赤身の稀少部位を使用し、炭火グリルで丹念に焼き上げ、外側はカリッと、中身は柔らかくジューシーに仕上げる。美味しさを最大限に引き出す、黒胡麻と白胡麻を使用した和風のソースと、ハラペーニョを使ったスパイシーなソース、2種類のオリジナルソースと共に、味わい深い風味を堪能できる。

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肉質が細かく、旨味が強い「限定特製ローストビーフ」も人気の一皿だ。ザブトンを低温でじっくりと塊のまま長時間ローストすることで、その美味しさを余すことなく閉じ込めている。このアメリカンスタイルのローストビーフは、赤ワインと肉汁を合わせた特製ソースをかけることで風味が加わり、美味しさを一層引き立てる。柔らかくジューシーな食感が特徴で、口の中でとろけるような美味しさを生み出す至極のメニューだ。

また、イタリア料理には欠かせないワインのラインナップも充実しており、肉料理との相性が良いイタリアのワインを中心に、常時60種以上を用意している。芳醇なワインとジューシーな肉料理の、絶妙なマリアージュを存分に楽しむことができる。

今回は、「Grilled Meat Bal Taiju」の人気の秘訣について、株式会社太樹苑 統括マネージャー田上氏に話を伺った。

独自のエッセンスを加えた、味わい深いイタリア料理

Q.肉のプロが培った目利きと調理技術が融合した、独自の味わい深いイタリア料理が堪能できる「Grilled Meat Bal Taiju」ですが、成功のポイントはどこにあるのでしょうか?

A.美味しさこそが最高のおもてなしであると考えており、良い素材を美味しく、そしてお安く提供することをモットーにしています。当店が得意とする肉は、仕入れから掃除、スジ切りまで丁寧に下処理を行い、調理では少しお時間を頂きますが、美味しさを最大限に引き出すために炭火でじっくりと焼き上げています。

その他のメニューも、前菜からパスタ、デザートまで、お馴染みの定番料理を取り揃え、年齢や性別を問わず、多くのお客様に気軽に楽しんでいただけるように心がけています。また、他の方にもおすすめしやすい、居心地の良い非日常空間を提供できるよう心がけています。

Q.なぜそのような方針・お考えに至ったのですか?

A.「今日は肉が食べたい!」と思った瞬間に、お客様が思い浮かべてくださるようなお店を目指しています。お肉を最高の状態で堪能していただくために、特に下処理には時間をかけて入念に行ない、その結果として、多くのお客様が「良質な肉を、カジュアルな雰囲気の中、リーズナブルな価格で味わえる」と感じていただけていると自負しております。

Q.ご来店されるお客様の層や、利用シーン、お客様からのお声についてお聞かせください。

A.仕事終わりの方やご家族でのお食事、カジュアルな会食まで、多岐にわたるシーンでご利用いただいており、デートや友人同士でご利用されるお客様が多い印象です。デイリーユーズはもちろん、お祝い事としてデザートプレートをご注文される方も多く、様々な用途で幅広い年齢層の方々に、ご利用いただいております。

よくいただくお声としては、肉料理に関しては味、量、価格ともに満足感が高いというものです。また、居心地が良く、気軽に訪れやすい雰囲気であるというお声も多くいただいております。

お客様からの支持を原動力に苦難を突破、変わらぬスタイルで店舗展開に挑む

Q.現在に至るまでの、ご苦労や失敗談、エピソードについてお聞かせください。

A.コロナの期間は苦労の連続でした。それまで続けてきたことが途切れ、スタッフも大きく入れ替わり、海外からのお客様も帰国され、この時期は寂しさと不安が募りました。

Q.どのようにその困難を突破されたのですか?

A.皆様の存在と変わらぬ支持の声が、私たちが困難を乗り越え、お店を続ける自信を持つ原動力となりました。可能な限り営業を続け、その努力が現在につながっています。

〜今後の展望〜

Q.今後の展望や目標についてお聞かせください。

A.昨今の物価高により、新たな問題が出てきていますが、我々はこれまでのスタイルを崩さず、美味しい肉料理を堪能できる肉バルという業態で、品質の良い商品とサービスの提供を続けていきます。2015年5月にオープンした「Grilled Meat Bal Taiju 池袋店」、2016年3月にオープンした同コンセプトの「Taiju西新宿店」に続き、2023年10月にはこれまでのベースに和のエッセンスを添えた料理を提供する「Taiju Allegato ハナレ 西新宿店」を開店いたしました。
コロナ禍で足踏みした店舗展開をスタッフ一丸となって取り組み、新しいお客様と元気な仲間を増やしていく事が目標です。

Grilled Meat Bal Taiju

公式HP:https://www.meatbal.com/

文章/渡辺恵伶奈(Beef CREATOR 編集部) 取材/狭川元秀(Beef CREATOR 編集部)構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.