Beef CREATOR

2024.06.05
ビーフトレンドジャーナル

モンスターグリル|ステーキの革命!関東で9店舗展開、モンスター級の快進撃を続け「ステーキ=高級」のイメージを払拭させるステーキ店の魅力とは?

アメリカンテイストの店内でワインと一緒にステーキやハンバーグを気軽に楽しめる、ダイナースタイルのレストラン「モンスターグリル」。「モンスターグリルのステーキを食べて、元気になってもらいたい」という想いを込めて、本格的なステーキ&ハンバーグをリーズナブルに提供している。

同店で使用される肉は、すべて穀物で240日以上肥育され、成長ホルモンは一切不使用。臭みがなく、しっかりとしたサシと共に、甘味を感じるほどのコクがある上質な肉質が特徴だ。

「五感をビビらせるヒーロー飯」のコンセプトに基づき、妥協のない姿勢。赤身肉のステーキやサーロインステーキ、リブロースステーキなど、多彩なステーキメニューが楽しめ、肉の旨みや甘みをダイレクトに堪能することができる。

お一人様や女性客の利用も多く、気軽に足を運びやすい温かみのある雰囲気が広がる店内。ゆったりとしたテーブル席も用意されているため、子ども連れの方でも快適にお食事を楽しむことができると、幅広い層からの支持を得ている。

人気メニューは「モンスターステーキ」。脂身が少なくて柔らかな赤身肉は、どなたでも楽しめる食べやすい逸品だ。栄養価が豊富で高たんぱくながら、控えめなカロリーが嬉しいとされ、ダイエットやトレーニングを重ねる方々など、多くの方に愛されている。ステーキの量は200g〜900gまで幅広く選択でき、1,390円(税抜)〜とリーズナブルな価格も魅力の一つ。

ソースは、5つのオリジナル特製ソースからお好みに合わせて選ぶことができる。新鮮な野菜を使用したこだわりの手作りソースは、毎回異なる味わいを楽しむことができ、モンスターグリルのクオリティを一層引き立てている。

また、巨大メニュー「モンスタータワー」も名物メニューの一つ。1kgのライスの上に3kgのハンバーグがトッピングされ、仕上げに目玉焼きとサラダが添えられるヘビー級のメニュー。一人で制限時間(35分)以内にこれを完食すれば、食事代金が無料になり、さらに食事券も獲得でき、大食いのチャレンジャーにとっては面白い挑戦だ。

今回は、「モンスターグリル」の人気の秘訣について、株式会社レヴェラ マネージャー 河上 裕志氏に話を伺った。

一切の妥協を許さず辿り着いた、「ステーキ=高級」の概念を変える新時代のステーキハウス

Q.リーズナブルでありながら、肉の旨みをダイレクトに堪能できる満足度の高いステーキが味わえると話題ですが、成功のポイントはどこにあるのでしょうか?

A.使用するお肉に一切の妥協を許さなかったことです。その“妥協”の中には「美味しさ」だけでなく「価格」も含んでいました。和牛やA5ランクの牛肉など、品質の良いお肉はお金をかければいくらでもありますが、それでは私たちの理想とするステーキハウスになりません。「牛肉が安心・安全で且つ美味しい」「ご飯と合う肉質」「リーズナブル」この3つの条件をクリアするお肉を探し求め続けました。

Q.なぜそのような方針・お考えに至ったのですか?

A.当店が開業した当初、「ステーキ=高級」というイメージが広く浸透しており、手頃な価格でステーキを提供する店はほとんどありませんでした。そのため、私たちは「美味しくて大きなステーキをリーズナブルに楽しんで、お腹いっぱいになりたい!」というお客様の願いを叶えるステーキハウスを目指しました。肉を食べることは元気を与えてくれますし、ステーキで満腹になることはちょっとした贅沢でもあると思います。その想いを形にするために、「モンスターグリル」が誕生しました。ソースの味付けも、肉に合うだけでなく、「ご飯をお腹いっぱい食べたい!」というお客様の願いを満たせるよう作っております。

Q.ご来店されるお客様の層や、利用シーン、お客様からのお声についてお聞かせください。

A.メインは20代から40代の男性のお客様が多く、都市部の店舗ではランチや仕事帰りに女性のお客様もよく訪れます。一方、郊外の店舗では主にご家族連れが利用されています。お肉が美味しいとの評判をいただいており、中でも「某ステーキ屋さんよりも美味しい!」とお褒めのお言葉をいただけると大変嬉しいです。

インパクトのあるクリエイティブでブランディングの確立、FC店舗数も増やし店舗拡大に挑む

Q.現在に至るまでの、ご苦労や失敗談、エピソードについてお聞かせください。

A.お客様に当店のファンになっていただくことは、一筋縄ではいきませんでした。自信はありましたが、私たちの特色を理解し、好きになっていただくまでには時間がかかり、広く受け入れていただくまでの辛抱は大変でした。私たちの強みの一つであるインパクトのある外観も、その一部です。
また、郊外に新店舗を開設した際も、都心の店舗とは客層や環境が異なり、戦略立案に苦労しました。

Q.どのように課題を突破されたのですか?

A.ファンになっていただくことに関して、根本をブレさせなかったことが一番だったと考えています。試行錯誤を繰り返しながらも、常に「リーズナブルに美味しく大きなステーキでごはんをお腹いっぱいに食べていただきたい!」という想いを貫きました。その結果、私たちの想いが伝わったのだと思います。「五感をビビらせるヒーロー飯」というコンセプトには、乗り越えてきた困難を経て育まれた想いも込められています。

〜今後の展望〜

Q.今後の展望や目標についてお聞かせください。

A.現在、直営店舗7店舗、FC店舗2店舗で行っていますが、直営店舗だけでなく、FC店舗数も増やして、様々な地域にモンスターグリルを広げていきたいと考えています。

モンスターグリル

公式HP:https://monstergrill.jp/

文章/渡辺恵伶奈(Beef CREATOR 編集部) 取材/狭川元秀(Beef CREATOR 編集部)構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.